サクラマス
学名:Oncorhynchus masou
英名:Cherry salmon, Masu salmon

サクラマスの河川残留型で、ヤマメと呼ばれる

サクラマスのオス:サクラマスのオスは産卵の時期を迎え、鮮やかな桜色をした婚姻色が現れている

サクラマスとヤマメたち:河川に残っていたヤマメがサクラマスのオスにまといつき、ヤマメも産卵に参加する
川底を掘るサクラマス:メスは身体を横に倒して、尾ひれで川底の砂利をはじき飛ばし、くぼみの底に卵を産み落とす石の隙間を作る。尻びれを使って、卵を収める石の隙間の深さや広さを確認しながら丁寧に仕上げる。水中に浮いた体で、ヒレ一つで作り上げる技は驚くばかりである

サクラマスの産卵:サクラマスのオスとメスは身体を寄り添い産卵する。サクラマス河川残留型のヤマメ(ほとんどオス)も産卵に参加する。ヤマメの中には卵を食べる輩もいる

サクラマスとヤマメが産卵した:オスのサクラマスがいないときには、そのほとんどがオスであるサクラマス河川残留型のヤマメとサクラマスのメスとで産卵する。サクラマスが卵を産み落としている時間は8−5秒間くらいあるが、ヤマメの精子を放出する時間は1秒あるかないかというわずかな時間である。しかし、多くのヤマメが次々に精子を放出するので、問題なく受精する。足りない分量を数で補うという自然の仕組みには驚かされてしまう。