2008年10月25日 自然体験学習会 - 北海道八雲町教育委員会主催
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学習会の様子

これがニホンザリガニだよ
<八雲町の川を巡る学習会>
八雲町教育委員会主催「八雲町の川巡り」が2008年10月25日に行われた。
まだ紅葉で彩られた川を巡り、八雲町の自然の良さを体感する学習会である。
特に知って頂きたかったのは、苔むした川の”良さ”で、魚が多く、水生昆虫など種々多様な水生生物が棲んでいることである。
また、山の斜面からわき水がじわじわと滲み出し、枯れることのない小さな川には、ニホンザリガニが生息していることも体感することができた。
ニホンザリガニが棲んでいるこの場所は、道路整備の計画でコンクリートの排水溝に造りかえられるところだったが、八雲町役場に「自然体験学習で利用できるように残して欲しい」と要望した結果、コンクリートの排水溝の設置を止めてくれ、自然の状態のままに残った場所だ。

サケを捕まえて人工ふ化用に卵を採る目的で設置されているサケの捕獲場

ちょっと恐いけどヒグマの通り道で、楽しいお昼ご飯

ニホンザリガニがいたぞ!

ニホンザリガニがたくさん採れたよ

ノジュールは恐竜の卵みたい。中心核は二枚貝とか、巻貝だ
八雲町には地球の歴史を知ることができる場所がある。
700万年から、1,500万年前の古代の堆積地層「八雲層(八雲の地層を見た研究者が地名にちなんで名前を付け、八雲層と命名された)」が道路脇に露出している。
この地層に巨大なボール状の塊が挟まっている。
これは、太古の昔、海底に沈殿した二枚貝や巻き貝から長い年月の間に貝の成分が放射状に流れ出し、海底の粘土を固めたもので、ノジュール(結核団塊)と呼ばれる。
ノジュールを割ると、中心から二枚貝や巻き貝が出てくる。
このノジュールの中心核にはいろいろなものがあり、三葉虫やアンモナイト、恐竜の骨などがある。
八雲の場合は、二枚貝や巻き貝が主なもので、海のほ乳類の骨も入っていることもある。
私も海獣の骨が入った塊を拾っている。また、木化石も拾っている。
八雲町の川沿いには地球の歴史のロマンを感じる場所がある。

ヒグマが生活している林道をウォーキング
八雲町は海岸まで山が迫ったところにある。
ちょっと山に入れば、そこはヒグマ(グリズリーベアー・ハイイログマ)が棲んでいる場所である。
だけど、ヒグマは寛容な動物である。
ヒグマは、サケを採りに来る河原でお昼を食べたり、ヒグマが通過する草地の道(農道)を歩いたり、ヒグマが棲んでいる山の道(林道)を歩くことも許してくれる。
ヒグマにはヒグマの生活がある。
そのヒグマの生活を乱さないように、私たちの方で気を付ければ、ヒグマは私たちの活動を容認し、何もしない。

ヒグマも歩く農道をウォーキング

まだ子どものちっちゃいニホンザリガニ
自然の中に身を置き、自然を体感し、生きものたちの暮らしを観察することは野生動物である私たち人間には必要な体験だと思う。
今後も、自然の中に繰り出す自然体験学習は続けていきたい。
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学習会について詳しくお知りになりたい方は、八雲町教育委員会へお問い合わせ下さい。